先輩からのメッセージ

自然に助け合う土壌があり、
プロとして誇れる仕事ができる職場です

介護職 鈴木 美香

人と接することが好きで高校卒業後はサービス業につきたいと希望し、新卒時は観光業に就職。
友人の紹介をきっかけに介護業界に転職、他施設のショートステイ等を経験後、2019年に福寿荘へ入職。

東日本大震災を機に、旅館から介護の仕事へ

 小さい頃から人と接することが好きで、将来はサービス業に就きたいと思い、高校卒業後は温泉旅館に就職しました。そんな折に東日本大震災が発生し、旅館は沿岸の方の避難施設となりました。家を流され、着の身着のまま避難した方たちの中には高齢者も多く、皆さんいろいろな思いを抱えながら暮らしていました。
 避難者の方を支えながら、様々なことを考えました。そんな時に介護施設に勤めている友人の話を聞き、震災を経験して抱いた「困っている人の力になりたい」という思いを実現できる介護の仕事に就きました。最初は福寿荘とは別の施設で、8年間ショートステイの仕事をしていましたが、利用者とより深く関わりたいと考え、特養である福寿荘に転職しました。
 福寿荘に入って感じたことは、施設のたたずまいが整然としており、入所者様への職員の対応がとても丁寧で、職員同士の報告・連絡・相談もしやすく、介護職員が誇りを持って仕事をしていける土壌と環境がととのっているな、ということです。自分が何か困っていると、こちらが何も言わなくても周りの方が察してわたしに声をかけてくれる、そんな職場です。

 

介護のプロとして、言葉遣いや自分の表情を大事にしています

 どんなときも、入所者様の小さな変化に気づき、ご家族に伝えられるように、アンテナを高くすることを心がけています。福寿荘に入った頃は、業務についていくのが精いっぱいでしたが、今は入所者様のより良い生活のためにはどうしたら良いか、常に考えて行動しています。
 そして、介護の「プロ」であるという意識を持って、丁寧な応答や笑顔をいつも心がけています。例えば忙しくて気持ちにあまり余裕がない時に、乱暴な言葉を使ったり、いい加減な態度で入所者様に接すれば、わたしの不安定な感情によって入所者様の心も不安定になりがちです。大変な時「だからこそ」笑顔で接することで、入所者様にも笑顔が見られた時や、入所者様やご家族から「あなたがいてくれてよかった」「ありがとう」と言っていただけた時は、介護の仕事を選んでよかったと思います。
 相手への敬意をもって接することの大切さは、職員同士でも同じです。些細なことでも、気づいたことやお願いしたいことはきちんと伝え、手助けをしてもらいます。私も仲間の業務を出来るだけサポートしたり、引き継ぎがしやすいような仕事の段取りを常に意識しています。言葉にしなくとも、自然とお互いがお互いを助け合うーー福寿荘にはそんな「支えあいの気風」があると感じています。

 

実現したいことを後押ししてくれる職場です

 福寿荘には季節の行事がたくさんありますが、介護職員はその企画・演出・実行全てを行うので、とても良い体験になります。
 一昨年、わたしは所属するブロックで開催するクリスマス会を担当することになりました。「クリスマスなら、ケーキとプレゼントは必ず欲しいよね」と仲間と話し、ケーキはクリスマスバイキングの時に栄養課が準備してくれることになりました。「わたしたちからのプレゼントは何にしようか」と頭をひねり、ブロックの入所者様24人全員に、ご家族といっしょに写った写真を入れた写真立てをプレゼントすることにしました。プレゼントを決めるところから写真選びに額装まで、手間も時間も費やしましたが、受け取ったときの入所者様の喜ぶお顔を見て、本当にやってよかったと思いました。
 近年はコロナ禍でいくつかの施設内行事が中止になっていますが、ビアガーデン、秋まつり、敬老会、その他季節にちなんだ多くの恒例行事が再開できることを願っています。

 福寿荘は、人のために何かをすることが好きな方、何か新しいことをしてみたいという方の意欲を受けとめ、支えてくれるところです。介護の仕事が未経験の人でも、資格取得支援制度があり、職場全体で応援してくれます。
 そんな福寿荘で、仲間になってくださる方をお待ちしています!
 

交通アクセス

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岩手県 奥州市 水沢上姉体2-1-22

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【バスをご利用の場合】岩手県交通 秋成バス停下車 徒歩2分

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